2017年6月29日木曜日

「つながり&変えよう都筑連絡会」主催の野党共闘の宣伝

先週の日曜日ですが「つながり&変えよう都筑連絡会」主催の野党共闘の宣伝に参加させて頂きました。
強い雨の中、100人以上の方が参加されたということで驚きました。
主催者の皆さん、参加された野党の皆さん、お疲れ様でした。
---若林発言書き起こし---
 15日朝、共謀罪法が政府与党の自民、公明そして安倍政権の補完勢力である維新などにより数頼みの強行採決がなされ成立してしまいました。
 共謀罪法は多くの国民を常時監視し、その中から怪しい人間をピックアップするという、犯罪とは関係のない国民も含めて容疑者として扱うような最悪の治安立法です。
 これだけ国民に対して重大なプライバシーの侵害の恐れがある法案を衆院での審議はたった30時間、参院では17時間50分で強引に打ち切られました。
 共謀罪は審議をすればするほど疑問と不安が増えていき、これ以上の審議には耐えられなくなった。森友・加計疑惑でも野党からの追求で窮地に陥り、これ以上のボロを出さないために会期の延長もできなくなった。
 この民意も国会も無視した政権と与党の国会運営は彼らの強さよりも脆さを示したと思います。
 共謀罪法は成立しましたが、こんな最悪な法律を一刻も放置するわけにはいきません。闘いはこれからです。この間、強行採決された共謀罪法、戦争法、秘密保護法、そして安倍政権の全てを廃止、退場させるために力を合わせましょう。

 もう一つ国政のことでお話したいのは安倍首相による憲法9条改憲発言についてです。
 5月3日に安倍首相は憲法9条に第3項を設けて自衛隊を明記すると言明しました。
 国民の中には「自衛隊は存在するのだし、活躍しているのだから書き込んでもいいのではないか」と思う人もいるかもしれません。
 自衛隊による救援活動や人道支援については評価すべきものです。ですが、安倍政権により自衛隊の性質は大きく変わってしまいました。
 集団的自衛権行使容認の閣議決定と戦争法により、日本の防衛とは関係のない海外の地で武器を持ち、戦闘に参加することが可能となりました。その上に憲法に「自衛隊による国際貢献」のような言葉が書き込まれれば海外での無制限の武力行使に大きく道を開くことになります。
 この間、中東に対して世界最大の軍事力を持つアメリカを中心とした国々が武力介入した結果をみなさんも見てきているはずです。武力によって生み出されたものは混乱と無秩序、憎悪の連鎖、それが最終的にISIS、イスラム国というものまで誕生させました。平和を壊す武力で平和をつるくなど矛盾したことはできないんです。
 私たちが目指すべき方向は東南アジア諸国連合、アセアンの取り組みだと思います。アセアンの域内では「紛争の平和的解決」「武力による威嚇または行使の放棄」を掲げ、争いごとは粘り強い対話で解決するということを実践しています。それが戦争への強力な抑止力となっています。
 日本でも同じ理念を持った憲法9条を土台に日本の周辺でもアセアンのような取り組みを進めることこそ本当の平和の構築ではないでしょうか。
 最後に7月30日投票で横浜市長選が行われます。今回の大きな争点は「横浜にカジノを誘致反対」「中学校給食の実現」です。日本共産党は市民とともに国政の4野党のだけでなく、地域政党も含めた幅広い共闘を進め、統一候補で市長選勝利を目指します。
 この市長選の影響は市長選だけに止まりません。多様な意見を取り入れられる大きな共闘を結び、日本最大の政令市横浜で勝利するなら政党間の力関係を大きく変え、市民と野党の共闘が政治を変えられるというモデルの一つとなります。
 その流れは続く衆院選での野党共闘に繋がり、前回衆院選で自民党に投票した1700万人を超える選挙に行かなかった5000万人を動かす力に繋がるはずです。
 市民と野党の共闘で政治を動かしましょう。ありがとうございました。

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